01 July 2009

collect dust in the back of my closet

SalaamAleykum WR & WB

6月って衣替えの時季だったかしら?


写真のAbayaは、my darling に初めて買っていただいた日用品。数回しか着ていないのに、洗濯の仕方を間違ってしまったようで、丈が少し短くなってしまいました ;'(

「あ~ぁ。タンスの肥やしになっちゃった…」と思ったら、『箪笥の肥やし』って使い方、普段、「無駄」や「不要」な感じで使ってますが、もともとの意味は違ったんですね。
以前読んだ宇治茶 伊藤久右衛門 さんのメルマガの『知ってると、ちょっと自慢できますえ。』のコラムで読んだお話。

以下転載です。




(昔の)結婚は、前もって嫁入り道具のタンスの中に
いろいろな種類の着物を親がたくさん揃えて嫁いでいったといいます。
娘をどれほど大切にしているのかという証しで、
結婚後に困らないようになど
親の思いや愛情が存分に込められたものでした。

そして結婚後悲しいときや苦しいときは、
タンスの着物をみて両親の思いを振り返り、
それを人生の肥やしとして成長し、
幸せになるという意味合いがあったそうです。
「肥やし」は作物の成長に欠かせないもの。

やはり人間にも同様に肥やしが必要なのです。
昔の着物には、
ただ「着る」という目的だけでなく、
着物に携わった人たちの「熱い想い」を伝えるツールを
兼ねていたのかもしれません。



なんだか昔の使い方のほうが、言葉自体にも愛情が込められていて素敵な気がします。
昔の方のほうが、生活自体を大切に過ごしていたんだなぁと感じます。

こうやって、言葉が使われていた背景を読んだりすると
外国語を覚えるのも大事だけれど、日本語も
もっと、言葉の意味を大事に思って使わなきゃだな・・・と思ったりもします。

見かえしたら、Abaya 今の流行りとちょっと違いますね。
当時はよく見かけたデザインだったんだけどね。。。


with warm regards and best wishes

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